2020/10/20 貴金属市況
2020.10.20 貴金属市況
金:1904.27ドル(+5.3)<+0.28%>
銀:24.5ドル(+0.33)<+1.37%>
プラチナ:856.463ドル(-3.67)<-0.43%>
パラジウム:2343.43ドル(+11.74)<+0.5%>
米国時間19日のNY市場において、金価格は上昇しました。
ドル安となったのに加え、アメリカ国内の経済刺激対策に関する協議についての合意が、11月3日の大統領選挙投票日の前に行われるという見方があり、インフレ対策の資産として金の魅力が上がったためと思われます。
現在、金相場の下値が切り上がっていく動きにあります。ヨーロッパにおいてのコロナ感染の再拡大や、アメリカ大統領選挙といった先行きの不透明感が金相場の値動きを支えているようです。長期的目線で見るとアメリカの財政赤字がいずれ物価の上昇を起こして、長期間にわたる金相場の上昇の原因になると思われます。
パラジウムは短期的には下落傾向にあると見られます。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるのは、お急ぎでなければもう少しお待ちいただくほうがいいかなと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。