2020/10/29 貴金属市況:前日のNY市場において、金価格は下落
2020.10.29 貴金属市況
金:1877.062ドル(-29.77)<-1.56%>
銀:23.41ドル(-1.14)<-4.64%>
プラチナ:866.5ドル(-12.23)<-1.39%>
パラジウム:2242.68ドル(-88.42)<-3.79%>
米国時間28日のNY市場において、金は終値で1.56%の下落でしたが、最大で2%下落しました。
米国で新型コロナウイルスのパンデミックによる経済的損失を和らげるための財政刺激政策の早期成立の見込みが立たないことを理由に投資家がドル買いに走ったことが、金価格を押し下げました。金価格は一時、今年9/28以来の安値となる1869.21ドルを付けました。
金価格は重要なサポートラインの1875ドルまで下げてきました。これを下回ってくると、より大きな下げになる可能性があります。金が株価下落時の換金売りの対象になっている動きはまだ残っているようです。
28日はヨーロッパの再ロックダウンを受けての世界同時株安となりました。
アメリカ大統領選までは、不安定な動きが予想されますので、歯科金属、歯科スクラップの売却は、現在の膠着状態を抜けてからのタイミングをお勧めいたします。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。