前日のNY市場において、金価格は上昇
2020.11.02 貴金属市況
金:1877.95ドル(+10.82)<+0.58%>
銀:23.63ドル(+0.36)<+1.53%>
プラチナ:849ドル(+1.55)<+0.18%>
パラジウム:2212ドル(+20)<+0.91%>
米国時間30日のNY市場において、貴金属価格は上昇しました。
ドル高が落ち着いたことや、新型コロナウイルス感染者数の増加への懸念が支援要因となったと考えられます。
金はインフレヘッジや通貨下落に対するセーフティネットとしての役割を果たすと思われていることから、年初来24%の上昇を記録しています。
ただ、現在は株価の下落時に資金不足が起きた場合、金は売られる傾向にあり、株価と金価格は連動することが多くなっています。
通常は、株価と金価格は逆相関関係にあるのですが、いずれこの状態に戻ると考えられます。
多くのトレーダーが株を買う際に同額の金を買い、ヘッジしていますので、現在のような状態は短期的といえます。
しばらくは株価も不安定で下落の懸念がありますので、金を含む貴金属価格もそのあおりを受けて下落することが予想されます。
歯科金属、歯科スクラップの売却は、現在の不安定な状態を抜けてからのタイミングをお勧めいたします。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。