貴金属市況:9日のNY市場において金相場は大幅下落
2020.11.10 貴金属市況
金:1864.685ドル(-86.82)<-4.45%>
銀:24.15ドル(-1.44)<-5.64%>
プラチナ:866.98ドル(-22.02)<-2.48%>
パラジウム:2486.68ドル(-3.96)<-0.16%>
米国時間9日のNY市場において、金相場は大幅に下落しました。
新型コロナウィルスのワクチンの後期治験で初めて高い有効性が確認されました。そのことを受けて安全資産である金を売り、リスク資産を買う動きが強まりました。
ドル安や、アメリカ大統領選挙の結果でバイデン前副大統領の勝利が確実になったことによる追加経済対策への期待によって、金価格は一時2ヶ月ぶりの高値となる1オンス1965.33ドルまで上昇しましたが、その後大幅な下げに転じました。
金価格は短期的に下落相場となりましたが、今後のインフレ懸念等がありますので、長期的な目線で見ると一時的な下落だと思われます。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるのは、お急ぎでなければもう少しお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。