貴金属市況:10日のNY市場において、金相場は反発
2020.11.11 貴金属市況
金:1876.5ドル(+14.64)<+0.79%>
銀:24.21ドル(+0.14)<+0.58%>
プラチナ:883.037ドル(+16.62)<+1.92%>
パラジウム:2454.158ドル(-23.43)<-0.95%>
米国時間10日のNY市場において、金相場は反発しました。
金相場は前日に大幅に下落しましたが、その一部を取り戻した形となります。世界経済回復に対する懸念や、今後一段と財政と金融への刺激策が見込まれることなどが、安全資産となる金の値上がりの要因となりました。
金相場は上昇しましたが、短期的には未だに下向きのトレンドとなっています。ただ、目先の投げ売りが止まると再度金買いが行われる可能性はあります。11月~2月の間は、金相場はしっかり上昇しやすい季節となっております。ですので今回の下げは長期目線では投資家にとっては買いの相場となっているようです。
パラジウムも短期的には下げましたが上昇基調にあります。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるのは、お急ぎでなければもう少しお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。