貴金属市況:13日のNY市場において、金相場は上昇
2020.11.16 貴金属市況
金:1888.04ドル(+12.28)<+0.65%>
銀:24.63ドル(+0.4)<+1.65%>
プラチナ:888.789ドル(+9.12)<+1.04%>
パラジウム:2323.755ドル(-7.52)<-0.32%>
米国時間13日のNY市場において、金相場は上昇しました。新型コロナウイルスの世界的な感染者数の増加による経済への悪影響を懸念したことと、ワクチン候補の保存の困難さと供給に対する懐疑的な見方が金相場を押し上げた形となりました。また引き続きのドル安も材料となりました。
金相場は上昇に向かいつつある動きをしていますが、いまだ株式市場はワクチン相場が続いていますので、これがどちらに向かうかが鍵となります。
ただ、何度も申し上げますように将来のインフレ対策としての金の重要性は変わらないと見ています。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるには、金価格が上昇したのとパラジウムがいまだに高値圏ですので、もう良い時期に入っていると考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。