貴金属市況:19日のNY市場において、金相場は小幅下落
2020.11.20 貴金属市況
金:1867.368ドル(-4.04)<-0.22%>
銀:24.09ドル(-0.22)<-0.92%>
プラチナ:951.369ドル(+8.97)<+0.95%>
パラジウム:2325.095ドル(-4.01)<-0.17%>
米国時間19日のNY市場において、金相場は小幅下落しました。米ドルが小幅に上昇したのと新型コロナウイルス対策のワクチン開発が進んだことでの経済の早期回復期待の高まりとで、一時1%下落しました。
金相場は下げてはいるものの長期的にはまだかろうじて上昇トレンドは維持しています。下値を拾う動きも見られ、売る動きは限定されているようです。
今は、投資家の関心は株式市場の方へ向かっていますので、安全資産である金へ資金が回るにはもう少し時間が必要と思われます。
例年、アノマリー的に年末から年始にかけての金のパフォーマンスは良いため、それに期待したいところです。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるのは、お急ぎでなければもう少しお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。