貴金属市況:24日のNY市場において、金相場は下落
2020.11.25 貴金属市況
金:1807.51ドル(-28.34)<-1.54%>
銀:23.252ドル(-0.32)<-1.37%>
プラチナ:961.124ドル(+34.91)<+3.77%>
パラジウム:2348.595ドル(-6.41)<-0.27%>
米国時間24日のNY市場において、金相場は昨日から続落しました。
金相場は節目の1800ドルまで下げ、約4か月ぶりの安値を付けました。新型コロナウイルスワクチンの進展のニュースや、バイデン氏への政権移行の期待感から、投資家が株などの高リスク資産に資金をシフトしたことが背景にあると思われます。
金価格は1800ドルを切ることはありませんでしたが、一時1800.01ドルを付け、株式市場に資金が流れ込むリスクオン相場で楽観的なムードが広がっている様子となりました。
節目の1800ドルを切って下落するかを確認し、これを割り込んでくるようですと、金価格はもう少しの間、低迷する可能性が出てきました。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるのは、お急ぎでなければもう少しお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。