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貴金属市況:3日のNY市場において、金は上昇、パラジウムは下落

                               
2020.12.04  貴金属市況

金:1840.36ドル(+9.35)<+0.51%>
銀:24.066ドル(-0.04)<-0.15%>
プラチナ:1029.419ドル(+14.96)<+1.47%>
パラジウム:2301.643ドル(-97.47)<-4.06%>

 

米国時間3日のNY市場において、金は上昇しました。
金相場は続伸しました。米ドル安に加え、アメリカの新型コロナウイルス追加経済対策に関する協議が最終的に妥結するとの期待感に支えられた形になっています。米ドル指数は約2年超ぶりの低水準近辺で推移したことで、他の通貨保有者にとって金が割安となり買われた様子です。
金相場は反発基調が続いています。先月末に目先の底値を付けた可能性が高まっており、1800ドルも回復しましたので、投資家が買いやすくなってきています。このままトレンドを形成し、上昇基調となると、例年のアノマリー的な年末年始の上昇となりそうです。
金相場の上昇サイクルは12年続くことが多いので、2027年までの長期の上昇相場である可能性があります。
金・銀がもう少し上昇するまで、歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、お待ちいただくほうがいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。