貴金属市況:4日のNY市場において、金は小幅下落、パラジウムは上昇
2020.12.07 貴金属市況
金:1837.61ドル(-2.75)<-0.15%>
銀:24.166ドル(+0.1)<+0.42%>
プラチナ:1054.512ドル(+25.09)<+2.44%>
パラジウム:2343.602ドル(+41.96)<+1.82%>
米国時間4日のNY市場において、金は小幅下落しました。
金は週間ベースでは4週間ぶりに上昇いたしましたが、やや利益確定売りが出たようです。
金相場はこの日は下げたものの、反発基調は続いています。重要なテクニカルポイントである1850ドルを前に、この日は利益確定売りが出たといえます。
弱い内容となった米雇用統計を受けたにもかかわらず、金は売り優勢となっており、値動きの背景はやや複雑となっています。後付けの解釈になってしまいますが、米追加経済対策への期待感が株高を促すと考えられたことが金の売り材料となったと考えらます。
たたし長期的には、いずれは金融緩和政策下における一段の財政刺激策に対する期待が、金相場の上昇につながるだろうと考えます。
金・銀がもう少し上昇するまで、歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、お待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。