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貴金属市況:8日のNY市場において、金・銀は上昇、パラジウムは小幅安

                               
2020.12.09  貴金属市況

金:1871.36ドル(+7.67)<+0.41%>
銀:24.56ドル(+0.05)<+0.22%>
プラチナ:1022.5ドル(+1.24)<+0.12%>
パラジウム:2309.907ドル(-21.23)<-0.91%>

 

米国時間8日のNY市場において、金・銀は上昇しました。
アメリカでの新型コロナウイルス感染拡大の経済的影響への対策としての追加財政刺激策に対する期待感が金相場を押し上げた形となっています。
ドル指数はこの日は下げ止まりましたが、数年ぶりの安値に近い水準を維持していますので、他通貨保有者にとって金価格が安くなり、買い材料となったようです。
これからのシーズンは、例年のアノマリー的な上昇の時期となっていくと考えられます。1800ドル付近で下げ止まり、このまま反発していく可能性が高いと思われます。
パラジウムは小幅安となりましたが、いまだ高い水準を維持しています。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるには、金・銀・パラジウムともにもうそろそろ良い時期に入っていると考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。