貴金属市況:11日のNY市場において、金は上昇
2020.12.14 貴金属市況
金:1839.027ドル(+3.72)<+0.2%>
銀:23.912ドル(-0.04)<-0.16%>
プラチナ:1008.891ドル(-17.56)<-1.71%>
パラジウム:2318.541ドル(-12.21)<-0.52%>
米国時間11日のNY市場において、金は上昇しました。
新型コロナウイルスの感染拡大に対するアメリカ政府の追加経済対策が間もなく実現するだろうと見越した投資家の買いが入った様子です。
金相場は徐々に下値を固めてきています。投機筋は買い始めている様子ですが、11月に金関連ETFの売りが非常に大きくなり、資金が株式市場に移動したと思われます。年末の株価によりまだ売りが増える可能性もありますが、15・16日のFOMC(米政策金利の決定)をきっかけに株式市場が調整に入る可能性もじゅうぶんに考えられます。その場合は、金市場に資金が移動するものと思われます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し相場の地合いが好転するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。