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貴金属市況:14日のNY市場において、金は小幅下落

                               
2020.12.15  貴金属市況

金:1827.17ドル(-8.14)<-0.44%>
銀:23.818ドル(-0.13)<-0.55%>
プラチナ:1007.361ドル(-19.09)<-1.86%>
パラジウム:2292.425ドル(-38.32)<-1.64%>

 

米国時間14日のNY市場において、金は小幅下落しました。
アメリカで新型コロナウイルスワクチンの供給が始まったことで景気回復への期待が広がりました。それを受けて安全資産である金はやや売られました。
ドル指数が低水準であるにもかかわらず金は売られており、これはあまり材料とはなっていない様子です。ワクチン供給の加速が材料とされ、株高、金安が起こっていますが、いずれ調整は訪れると考えます。短期的な相場の行き過ぎは必ず修正されますので、今回の株のミニバブルも同様と考えます。まずは、15・16日のFOMC(米国政策金利の決定)を待ちたいところです。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し相場の地合いが好転するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。