貴金属市況:15日のNY市場において、金・銀は上昇
2020.12.16 貴金属市況
金:1853.46ドル(+26.29)<+1.44%>
銀:24.483ドル(+0.67)<+2.79%>
プラチナ:1036.497ドル(+29.14)<+2.89%>
パラジウム:2317.892ドル(+25.47)<+1.11%>
米国時間15日のNY市場において、金・銀は上昇しました。
金・銀相場はアメリカでの追加経済対策の協議進展期待などを受けて買いが増加し、反発しました。与野党が14日、2021年度予算に関して詰めの協議を行い、合意に近づいたことが、好感されたようです。
新型コロナウイルスによる死者数が増加の一途であることも金には支援材料となりました。感染拡大による景気回復の鈍化への懸念が、経済対策法案の早期成立を促すとの見方が広がっています。
今後は、現在の株高が行き過ぎているため、下げたときに同時に金・銀も売られないかが懸念事項となります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し相場の地合いが好転するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。