貴金属市況:16日のNY市場において、金・銀は上昇
2020.12.17 貴金属市況
金:1864.146ドル(+10.69)<+0.58%>
銀:25.336ドル(+0.85)<+3.48%>
プラチナ:1034.366ドル(-2.13)<-0.21%>
パラジウム:2326.625ドル(+8.73)<+0.38%>
米国時間16日のNY市場において、金・銀は上昇しました。
金・銀相場は、アメリカでの追加経済対策への期待感に支えられ上昇しました。依然として市場は新型コロナウイルスワクチンへの期待感と、感染拡大への懸念が入り混じった状態にあります。FOMCの発表では、米政府は事実上のゼロ金利政策と量的緩和政策の維持を決めましたので、これも金・銀相場を支える材料となります。
いずれ株価の調整が来ると考えられますので、いまはその機会を待っている状況であります。その場合、一時的には金・銀ともに下げる可能性がありますが、安全資産として買われると考えます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し相場の地合いが好転するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。