貴金属市況:17日のNY市場において、金・銀は上昇
2020.12.18 貴金属市況
金:1885.869ドル(+21.72)<+1.17%>
銀:26.05ドル(+0.71)<+2.82%>
プラチナ:1044.213ドル(+9.85)<+0.95%>
パラジウム:2340.419ドル(+13.79)<+0.59%>
米国時間17日のNY市場において、金・銀は上昇しました。
金価格は1%超・銀価格は2%超の上昇を見せ、1カ月ぶりの高値を付けました。新型コロナウイルス追加経済対策への期待に加え、FRBが資金供給を増やし、政策金利を低く維持する方針を示したことを受けて、ドル安となったことが金・銀相場を押し上げた形となりました。
ドル安がようやく金でも材料視されるようになり、金相場は1900ドル目前まで上げてきました。最近の機関投資家は金を売却し、株式を買っていますが、その動きが落ち着てきたようです。ただ、まだ完全にその動きに移行していない可能性があり、少し不安が残ります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。