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貴金属市況:22日のNY市場において、金・銀は下落

                               
2020.12.23  貴金属市況

金:1859.56ドル(-16.65)<-0.89%>
銀:25.122ドル(-1.04)<-3.98%>
プラチナ:1002ドル(-7.26)<-0.72%>
パラジウム:2314.292ドル(+6.13)<+0.27%>

 

米国時間22日のNY市場において、金・銀価格は下落しました。
イギリスで発生した新型コロナウイルスの変異種に対する警戒感により安全資産である米ドルが買われ、ドル相場が上昇し、金・銀相場に影響したと考えられます。
前日はアメリカでの追加経済対策法案の議会可決を主な材料として、金価格は6週間ぶりの高値である1906.46ドルを付けましたが、今回の短期の戻りはここまでと見ます。
ただ、依然としてインフレ懸念がくすぶっているため、いずれ上値を試すことになるでしょう。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。