貴金属市況:24日のNY市場において、金・銀は上昇
2020.12.25 貴金属市況
金:1876.565ドル(+4.49)<+0.24%>
銀:25.84ドル(+0.31)<+1.21%>
プラチナ:1023.89ドル(+9.27)<+0.91%>
パラジウム:2345.13ドル(+21.57)<+0.93%>
米国時間24日のNY市場において、金・銀価格は上昇しました。
クリスマスを控えて薄商いでしたが、アメリカの景気刺激策への楽観具合が維持されたことに加え、イギリスとEUの貿易交渉の妥結を受け、ドルが下落したことが、金・銀の下値を支えたといえます。
金・銀相場は高値圏を維持しています。ここから上昇するかは市場次第ですが、底堅さが出てきた印象が強い感じです。あとはドル安基調が維持されるかどうかに依ります。これは短期だけでなく、長期的な視点からのテーマでもあります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。