貴金属市況:4日のNY市場において、金は上昇
2021.01.05 貴金属市況
金:1942.275ドル(+45.79)<+2.41%>
銀:27.211ドル(+0.85)<+3.23%>
プラチナ:1069.927ドル(+3.98)<+0.37%>
パラジウム:2373.002ドル(-74.66)<-3.05%>
金価格は2%超、銀価格は3%超上昇し、約2カ月ぶりの高値を付けました。アメリカ、ジョージア州の上院2議席をめぐる決選投票を控え、ドル相場が軟化したことが材料とされました。金価格は一時、昨年11月9日以来の高値となる1944.11ドルを付けました。
新型コロナウイルスの変異種の出現や感染者の増加により、イギリスや日本で制限措置の強化が見込まれており、これも材料視されやすいと考えられます。
南アフリカでコロナ変異種が確認されたことも貴金属相場に影響を与える可能性も出て来ており、南アからの航空便の停止は特に金やプラチナ、パラジウムなどの貴金属輸出にとっては、大打撃となりそうです。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるには、金・銀価格が上昇したのとパラジウムがいまだに高値圏ですので、もう良い時期に入っていると考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。