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貴金属市況:6日のNY市場において、貴金属は全て下落

                               
2021.01.07  貴金属市況

金:1918.81ドル(-30.54)<-1.57%>
銀:27.3ドル(-0.27)<-0.98%>
プラチナ:1101.482ドル(-10.02)<-0.9%>
パラジウム:2438.502ドル(-28.5)<-1.16%>

 

金価格は30ドル以上の下落をしました。米10年債利回りは昨年3月以来で初めて1%を上回り、金利の付かない金が嫌気されたといえます。
金利上昇は確かに金相場には不利に働きますが、インフレ率が高まれば、実質金利が低下するので、問題はないと言えます。むしろ、これからのインフレ率の高まりとともに上昇すべきとの判断になりえます。市場は目先の動きにとらわれがちですが、本質をしっかりと理解しておけば、慌てずに済みます。いまはテクニカル的に買われすぎ感もあり、何かあると売られやすい地合いといえます。ただし、これが消化されれば、再び上昇局面に入っていくと考えます。1月から3月までは例年、アノマリー的に上げやすい地合いとなっています。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるには、金・銀価格が上昇したのとパラジウムがいまだに高値圏ですので、もう良い時期に入っていると考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。