貴金属市況:7日のNY市場において、貴金属は全て下落
2021.01.08 貴金属市況
金:1912.499ドル(-6.31)<-0.33%>
銀:27.104ドル(-0.2)<-0.72%>
プラチナ:1116.643ドル(+15.16)<+1.38%>
パラジウム:2421.528ドル(-16.97)<-0.7%>
金相場は続落しました。米ドル高と米10年国債利回りの上昇が重石となったと考えられます。ただし、民主党政権下での一段の景気刺激策の実施見込みにより下げ幅は限定されたようです。
金相場は急速に上値が重くなっていますが、投資家は一段の景気刺激策がもたらされると予想し、インフレ期待が浮上しているようです。これは、今後の金相場の上昇トレンドを支えるポイントになると思われます。
今は、テクニカル的に買われすぎ感もあり、売られやすい状況です。しかし、売りが消化されれば、再び上昇する可能性が高いと考えます。
歯科金属、歯科スクラップ等を売却されるには、金・銀・パラジウムが高値圏ですので、もう良い時期に入っていると考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。