貴金属市況:21日のNY市場において、金は小幅下落、銀は上昇
2021.01.22 貴金属市況
金:1869.91ドル(-1)<-0.05%>
銀:25.945ドル(+0.14)<+0.54%>
プラチナ:1126.578ドル(+17.06)<+1.54%>
パラジウム:2362.246ドル(-9.66)<-0.41%>
金相場は2週間ぶりの高値から下落しました。最近の価格上昇から利益確定売りが出た様子です。ただ、追加経済対策への期待とドル安から下落は限定的なものとなりました。一時は今月8日以来の高値となる1874.86ドルを付ける場面もありました。
バイデン政権の経済対策は、貴金属相場の支援材料になると考えられます。特に銀・プラチナはバイデン政権が促進する環境政策で太陽光利用や燃料電池車の普及が打ち出されていることで需要が喚起されている模様です。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。