貴金属市況:4日のNY市場において、金・銀相場は下落
2021.02.05 貴金属市況
金:1792.26ドル(-41.5)<-2.26%>
銀:26.292ドル(-0.57)<-2.13%>
プラチナ:1097.383ドル(-3.56)<-0.32%>
パラジウム:2282.851ドル(+8.73)<+0.38%>
米国時間4日のNY市場において、金・銀相場は下落しました。
金・銀相場は2%を超える下げとなりました。ドル相場と米国債金利の上昇が金・銀相場を抑制した形です。金は一時1784.76ドルと約2か月ぶりの安値を付けました。
金相場はまだ軟調な動きで、節目の1800ドルを割り込んできました。1775ドル付近が重要なサポートとなっているようです。短期的には軟調な動きがもう少し続くと思われますが、実質金利の低下による金価格の上昇がいずれ起こると考えます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。