貴金属市況:5日のNY市場において、貴金属相場は全て上昇
2021.02.08 貴金属市況
金:1811.616ドル(+19.36)<+1.08%>
銀:26.828ドル(+0.54)<+2.04%>
プラチナ:1123.582ドル(+26.2)<+2.39%>
パラジウム:2337.078ドル(+54.23)<+2.38%>
米国時間5日のNY市場において、貴金属相場は全て上昇しました。
金相場は心理的な節目である1800ドルを超えて反発しました。米ドルの下落に加え、米国の雇用回復が予想より遅いことによる追加景気刺激策の必要性が金相場を支えた形となりました。ドル指数が0.6%下落し、他通貨の保有者にとって金が割安になりました。
金相場はサポートラインある1775ドルを割り込まず反発したことで下げにくくはなっていますが、まだ下落基調からは抜け出せていません。米国債利回りの上昇が落ち着くまでは短期的には下落の恐れが残ります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。