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貴金属市況:23日のNY市場において、貴金属相場は全て下落

                               
2021.02.24  貴金属市況

金:1805.06ドル(-3.6)<-0.2%>
銀:27.62ドル(-0.54)<-1.91%>
プラチナ:1237.072ドル(-35.34)<-2.78%>
パラジウム:2348.431ドル(-46.92)<-1.96%>

 

米国時間23日のNY市場において、貴金属相場は全て下落しました。
金価格の下落は、FRBのパウエル議長が国内の景気回復は依然として「まばらで完全とは程遠い」と発言したことにより、軟化していたドル相場が持ち直したことが原因となりました。
現在はドル高のため、金相場は上値が抑えられていますが、インフレ率が上昇すれば金相場は上がると考えられています。
また、プラチナは水素自動車向けの需要の増加が期待されており、金以上にインフレ率との相関が高いため、こちらも今後注目されています。

歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。