貴金属市況:1日のNY市場において、貴金属は全て下落
2021.03.02 貴金属市況
金:1723.839ドル(-9.65)<-0.56%>
銀:26.513ドル(-0.11)<-0.4%>
プラチナ:1184.179ドル(-4.54)<-0.38%>
パラジウム:2349.724ドル(+32.55)<+1.4%>
米国時間1日のNY市場において、貴金属は全て下落しました。
金相場は続落しました。ドル高と投資家のリスクオンの姿勢の増加が金需要の低下につながっている様子です。
ただ一方で1兆9000億ドルの景気刺激策が米経済に注入されることから将来のインフレ懸念が起こり、金相場には好材料となることが予想されます。
しばらくは貴金属相場は下落基調が続く可能性がありますが、上記のとおり将来のインフレに備えて投資家は貴金属に資金を投入する時期が来ると考えられますので、それを待つしかないところです。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。