貴金属市況:5日のNY市場において、金相場はほぼ横ばい
2021.03.08 貴金属市況
金:1700.86ドル(+3.67)<+0.22%>
銀:25.19ドル(-0.12)<-0.46%>
プラチナ:1129.749ドル(+3.75)<+0.33%>
パラジウム:2338.42ドル(-1.08)<-0.05%>
米国時間5日のNY市場において、金価格は安値で推移しています。
2月の米雇用統計が事前の予想を上回って、ドルと米国債利回りが上昇したことで、金相場は一時、昨年6月8日以来の安値となる1686.40ドルを付けました。
しばらくは金に投資家の関心が寄せられないと観るのが妥当と考えられます。
ただ、いずれ投資家はこの金利上昇がインフレへの懸念を増大させるものと判断し、インフレヘッジとして金に資金を投入することが予想されます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。