貴金属市況:8日のNY市場において、金相場は下落
2021.03.09 貴金属市況
金:1681.244ドル(-19.62)<-1.15%>
銀:25.09ドル(-0.1)<-0.4%>
プラチナ:1135.38ドル(+5.63)<+0.5%>
パラジウム:2315.397ドル(-23.02)<-0.98%>
米国時間8日のNY市場において、金価格は1%超下落しました。
米ドル相場と米国債利回りの上昇のため、利息を生まない金は売られました。
現在の状況下では、景気は回復に向かっており、インフレが実現しつつあります。利回りの上昇余地が出てきており、これが目先の金相場を圧迫している形となっています。
ただし、将来のインフレの可能性が高まってきていますので、実質金利が低下すれば金相場は上昇すると考えられます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。