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貴金属市況:10日のNY市場において、貴金属は全て上昇

                               
2021.03.11  貴金属市況

金:1726.048ドル(+10.69)<+0.62%>
銀:26.164ドル(+0.26)<+1.02%>
プラチナ:1202.733ドル(+33.98)<+2.91%>
パラジウム:2306.46ドル(+10.02)<+0.44%>

 

米国時間10日のNY市場において、貴金属は全て上昇しました。
金相場は続伸し、1週間ぶりの高値を付けました。米国債の利回りの上昇が落ち着いてきたことを背景にようやく下げ止まりつつあるようです。
このまま1700ドル付近が今回の底値になるかはまだ判りませんが、金・銀は売られ過ぎといえるところまで下げてきていますので、反発の可能性はあります。
何度も書いているように、金価格の上昇のカギとなるのは、やはりインフレ率です。インフレ率が3%を超えてくると金のパフォーマンスは格段に良くなりますので、それを待ちたいところです。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。