貴金属市況:12日のNY市場において、金・銀は小幅安
2021.03.15 貴金属市況
金:1726.407ドル(+5)<+0.29%>
銀:25.913ドル(-0.16)<-0.63%>
プラチナ:1204.812ドル(+9.76)<+0.82%>
パラジウム:2371.382ドル(+27.12)<+1.16%>
米国時間12日のNY市場において、金は小幅高となりました。
この日は、米10年債利回りが、一時1年超ぶりの高水準である1.642%まで上昇しましたが、それにもかかわらず金は値を下げませんでした。
ただ、まだ反発基調になってきたかは判断できない状況と言えます。金・銀ともに売られ過ぎではありますが、まだまだ不安定な状況ですので、あとはインフレ懸念や中東情勢などにより投資家の資金が貴金属市場に流れてくるかどうかといえます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。