貴金属市況:18日のNY市場において、金・銀は下落、パラジウムは上昇
2021.03.19 貴金属市況
金:1736.409ドル(-8.03)<-0.46%>
銀:26.05ドル(-0.29)<-1.08%>
プラチナ:1207.738ドル(-5.42)<-0.45%>
パラジウム:2682.38ドル(+113.7)<+4.43%>
米国時間18日のNY市場において、金・銀は下落、パラジウムは上昇しました。
金相場は米国利回りの上昇とドル高を受けて下落しました。パウエルFRB議長は17日、インフレ率が今年、目標の2%を達成しても、景気回復のためゼロ金利を維持する方向性を改めて示しました。パウエル議長の金利に対する姿勢は、金相場にとってはプラス要因ですが、米10年債利回りの上昇が引き続き金の上値を抑えています。
パラジウムは依然、供給不足が続いていることによる価格上昇が起きています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。