貴金属市況:24日のNY市場において、金・銀は上昇
2021.03.25 貴金属市況
金:1734.19ドル(+7.08)<+0.41%>
銀:25.08ドル(±0)<±0%>
プラチナ:1167.5ドル(-0.58)<-0.05%>
パラジウム:2634.54ドル(+31.24)<+1.2%>
米国時間24日のNY市場において、金は小幅上昇しました。
パウエルFRB議長による事実上のゼロ金利政策維持の姿勢が安全資産である金をサポートした形となりました。
なんとか金相場は持ちこたえていますが、まだ明確な方向性は見えないままです。調整の余地もあるのでしばらくは警戒しながら様子をうかがうしかないと考えます。
パラジウムはロシアの鉱山でのトラブルもあり、高値を維持しています。しばらくは供給不足による上昇が続くと思われます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが高値圏を維持していますので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングとと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。