金：1726.82ドル（－7.37）＜－0.42％＞
銀：25.02ドル（－0.06）＜－0.24％＞
プラチナ：1146.791ドル（－20.71）＜－1.77％＞
パラジウム：2608.815ドル（－25.92）＜－0.98％＞

米国時間25日のNY市場において、金は小幅下落しました。
金相場はまだ上値が重い状態が続いています。アメリカとユーロ圏の国債利回りに大きな差があるため、米ドルへの資金流入が増加しドル高を招き、貴金属価格を圧迫している形となっています。
現在の状況では、すぐに金市場に資金が入ってくるのは難しいと思われますが、長期的視点でインフレヘッジとして投資家が金への投資を増加させていくと考えられますので、それを待ちたいところです。
パラジウムはロシアの鉱山の浸水事故により供給が減少したため、実需による上昇が続くと考えられます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが高値圏を維持していますので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。