貴金属市況:31日のNY市場において、貴金属は全て上昇
2021.04.01 貴金属市況
金:1707.007ドル(+22.21)<+1.32%>
銀:24.39ドル(+0.38)<+1.56%>
プラチナ:1185.695ドル(+31.14)<+2.7%>
パラジウム:2619.141ドル(+29.41)<+1.14%>
米国時間31日のNY市場において、貴金属は全て上昇しました。
金相場は米ドル安を受けて上昇しました。米国債の利回りが安定し、米ドルが最近の高値から引き戻されたことで金相場は安値を離れましたが、これまでの下げの反動と考えられ、1700ドルを回復したものの、まだその動きは安定していません。
4月からの消費者物価指数が引き金となり金相場には買いが入ってくるものと思われます。
いずれにしろ、インフレ懸念が顕著になってくれば、貴金属はもちろんコモディティー市場全般が活況を呈すると考えられます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが高値圏を維持していますので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。