貴金属市況:6日のNY市場において、金は上昇
2021.04.07 貴金属市況
金:1743.19ドル(+14.75)<+0.85%>
銀:25.18ドル(+0.28)<+1.12%>
プラチナ:1232.54ドル(+23.84)<+1.97%>
パラジウム:2678.772ドル(+14.14)<+0.53%>
米国時間6日のNY市場において、金は1週間以上ぶりの高値をつけました。
アメリカ国債利回りの低下やドル安が要因となり、一時は3月下旬以来の高値にまで上昇しました。FOMC議事録がまもなく公表されますが、市場関係者はその結果に注目しています。
FRBが23年度末まで金利を据え置くことを約束していますが、インフレが加速すれば予想よりも早く金価格上昇を達成する可能性があります。
パラジウムは依然、供給不足が続いており、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが高値圏を維持していますので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。