貴金属市況:7日のNY市場において、金・銀は小幅安
2021.04.08 貴金属市況
金:1737.28ドル(-6.29)<-0.36%>
銀:25.12ドル(-0.05)<-0.2%>
プラチナ:1225.32ドル(-7.22)<-0.59%>
パラジウム:2622.88ドル(-61.85)<-2.3%>
米国時間7日のNY市場において、金・銀は小幅安となりました。
アメリカでの好調な経済統計を受けた早期の景気回復への期待感により、貴金属への投資意欲が削がれた形となりました。前日には一時1週間超ぶり高値を付けていましたが、まだ上値は重い状況が続いています。
米ドル高の基調がいまだ続いていますので、インフレ懸念がより強くならないと買いの注文が入りにくい状況化下にあります。
パラジウムは依然、供給不足が続いており、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが高値圏を維持していますので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。