貴金属市況:8日のNY市場において、貴金属は全て上昇
2021.04.09 貴金属市況
金:1755.94ドル(+18.66)<+1.07%>
銀:25.43ドル(+0.31)<+1.23%>
プラチナ:1229.689ドル(+4.37)<+0.36%>
パラジウム:2624.803ドル(+1.92)<+0.07%>
米国時間8日のNY市場において、貴金属は全て上昇しました。
金は、一時3月1日以来の高値となる1758.45ドルまで上昇しました。米ドルと米国債利回りの下落が原因となり買われている状況です。米雇用関連の指標の低調も金価格を支援しています。チャート上の重要な節目である1750ドルを上回ってきていますので、上昇継続が続く可能性が高まってきました。
パラジウムは依然、供給不足が続いており、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが高値圏を維持していますので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。