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貴金属市況:14日のNY市場において、金・銀は下落

                               
2021.04.15  貴金属市況

金:1736.004ドル(-7.83)<-0.45%>
銀:25.41ドル(+0.08)<+0.32%>
プラチナ:1170.5ドル(+14.5)<+1.25%>
パラジウム:2676.75ドル(-13.05)<-0.49%>

 

米国時間14日のNY市場において、金・銀は下落しました。
金相場は、アメリカの長期金利の上昇により反落しました。ただ、下げても1730ドル台をキープし、底値は堅くなってきています。
まだ金相場は膠着状態にありますので、上昇を支持する材料待ちとなります。ハンガリーの中央銀行が金の購入を増やしたことが最近では少しインパクトがありましたが、これが各国の中央銀行に波及すれば事態が変化していく可能性があります。
パラジウムは依然、供給不足が続いており、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが高値圏を維持していますので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。