貴金属市況:19日のNY市場において、金・銀は小幅下落
2021.04.20 貴金属市況
金:1776.306ドル(+13.1)<+0.74%>
銀:25.955ドル(+0.09)<+0.37%>
プラチナ:1203ドル(+10.1)<+0.85%>
パラジウム:2777.5ドル(+36.77)<+1.34%>
米国時間19日のNY市場において、金・銀は小幅下落しました。
金・銀相場は小幅げらくしましたが、基本的にはこれから上値を試す状況と言えます。昨日は、米10年債利回りが少し上昇しましたので、金利を生まない資産としての金が嫌気された形となりました。
今後は、節目である1800ドルを超えられるかが鍵となりそうです。1800ドルを超えられないと再度、停滞する可能性も出てきますので、注意して見守りたいところです。
パラジウムは依然、供給不足が続いており、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏となってきましたので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。