貴金属市況:21日のNY市場において、貴金属は全て上昇
2021.04.22 貴金属市況
金:1793.462ドル(+16.21)<+0.91%>
銀:26.575ドル(+0.7)<+2.73%>
プラチナ:1213.814ドル(+26.54)<+2.24%>
パラジウム:2875.73ドル(+114)<+4.13%>
米国時間21日のNY市場において、貴金属は全て上昇しました。
21日の金相場は、米国債利回りの低下とドル安に支えられ続伸しました。一時は1800ドルに迫る1797.41ドルまで上昇しました。
最近の金価格の下落は米国債利回りの上昇によるものでしたが、今はこの状況に歯止めがかかっています。1800ドルの強い抵抗線を超えられるかが今後の鍵となります。
銀はしばらく低迷していましたが、昨日は3%近い上昇を見せました。
パラジウムは、供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を切り上げ続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏となってきましたので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。