貴金属市況:22日のNY市場において、貴金属は全て下落
2021.04.23 貴金属市況
金:1783.94ドル(-9.52)<-0.53%>
銀:26.17ドル(-0.4)<-1.52%>
プラチナ:1203.254ドル(-10.56)<-0.87%>
パラジウム:2836.627ドル(-39.1)<-1.36%>
米国時間22日のNY市場において、貴金属は全て下落しました。
金相場はドル高や米雇用統計の回復を背景に売られ、3日ぶりの反落となりました。米ドルが対ユーロで上昇したことが主な理由に挙げられます。また、前日に一時、約2カ月ぶりの高値である1798.40ドルを付け、利益確定の売りが出やすかったこともあります。
パラジウムは、供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持しています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏となってきましたので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。