貴金属市況:23日のNY市場において、金・銀は下落
2021.04.26 貴金属市況
金:1777.18ドル(-6.76)<-0.38%>
銀:25.99ドル(-0.18)<-0.69%>
プラチナ:1229.5ドル(+26.25)<+2.18%>
パラジウム:2855.15ドル(+18.52)<+0.65%>
米国時間23日のNY市場において、金・銀は下落しました。
金・銀価格は利益確定売りなどを受けて小幅下落しました。特に金は1800ドルのレジスタンスラインを突破し、上げていくのにはまだ時間が必要と思われます。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、23日も力強い上昇をしています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏となってきましたので、パラジウムを多量に含むものであれば、売却のタイミングと考えますが、金を多量に含むものであれば、もう少し待ち、金価格が1800ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。