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貴金属市況:19日のNY市場において、金価格は上昇

                               
2021.05.20  貴金属市況

金:1869.51ドル(+1.29)<+0.07%>
銀:27.715ドル(-0.49)<-1.74%>
プラチナ:1190.789ドル(-27.21)<-2.23%>
パラジウム:2868.543ドル(-34.34)<-1.18%>

 

米国時間19日のNY市場において、金価格は上昇しました。
19日の金相場はインフレ加速懸念を背景に買われました。インフレ懸念からの買いに加え、対ユーロ等での米ドルの下落を背景に、金価格は、一時1891. 30ドルまで上昇しました。金のインフレヘッジとしての地位を脅かすとされていた暗号資産(仮想通貨)のビットコインが急落したことも金の見直し買いにつながった可能性があります。金は長期的な上昇に入ってきたという観測も出てきましたので、投資家の買いがより入ってくる可能性が大きくなってきました。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏を維持していますし、金価格も1850ドルを超えてきましたので、良いタイミングと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。