貴金属市況:24日のNY市場において、金価格は小幅上昇
2021.05.25 貴金属市況
金:1881.07ドル(+0.77)<+0.04%>
銀:27.8ドル(+0.28)<+1.02%>
プラチナ:1174.21ドル(+7.71)<+0.66%>
パラジウム:2728.23ドル(-54.82)<-1.97%>
米国時間24日のNY市場において、金価格は小幅上昇しました。
市場では、米ドル安と米国債利回りの低下が資金を金に向かわせています。投資家はアメリカでの景気回復のペースを判断する上で、米経済指標の発表を待っており、GDPや新規失業保険申請件数、耐久財受注などに注目しています。
今後は、株価調整時に一時的に売られる可能性が出てくるかもしれませんが、その場合も回復は早いと思われます。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏を維持していますし、金価格も1850ドルを超えてきましたので、良いタイミングと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。