貴金属市況:27日のNY市場において、金価格は小幅下落
2021.05.28 貴金属市況
金:1896.08ドル(-0.36)<-0.02%>
銀:27.86ドル(+0.17)<+0.61%>
プラチナ:1179.488ドル(-11.79)<-0.99%>
パラジウム:2805.141ドル(+60.41)<+2.2%>
米国時間27日のNY市場において、金価格は小幅下落しました。1900ドルを下回る水準で横ばいを続けています。米国債利回りの低下はありましたが、経済が堅実な成長軌道に乗ってきているとの期待からインフレに関する議論はやや弱まってきています。
金相場は短期間で急激に値上がりをしたため、投資家が買いづらくなってきています、買われ過ぎ感も感じられ、しばらくは1900ドル前後での横ばいが予想されます。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏を維持していますし、金価格も1850ドルを超えてきましたので、良いタイミングと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。