貴金属市況:2日のNY市場において、金・銀価格は上昇
2021.06.03 貴金属市況
金:1907.944ドル(+7.75)<+0.41%>
銀:28.2ドル(+0.3)<+1.08%>
プラチナ:1189.45ドル(-2.56)<-0.21%>
パラジウム:2856.397ドル(-3.33)<-0.12%>
米国時間2日のNY市場において、金・銀価格は上昇しました。金は節目である1900ドルを再び回復し、維持し続けています。
金価格は下げそうな雰囲気があったため、一旦、調整すると思われましたが、想像以上に下値が堅い状況が続いています。今週発表される経済指標がインフレに関する懸念を一段と強め、金相場により上昇の勢いをもたらすとも考えられますので、市場にはこのまま強気相場が維持され、今年後半には2000ドルを超える予想も出て来ています。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏を維持していますし、金価格もグラム7,000円を超えて安定してきましたので、良いタイミングと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。