貴金属市況:17日のNY市場において、貴金属は全て下落
2021.06.18 貴金属市況
金:1773.315ドル(-38.64)<-2.13%>
銀:25.92ドル(-1.04)<-3.87%>
プラチナ:1058.085ドル(-64.03)<-5.71%>
パラジウム:2496.726ドル(-300.62)<-10.75%>
米国時間17日のNY市場において、貴金属は全て下落しました。金相場は大崩れとなりました。1800ドルの節目を超えて崩れたので、再度底値を探る展開も予想されてきました。市場は米ドル高を意識して金を始めとする貴金属を売ってきています。
今のところ、市場はインフレを警戒して貴金属を買いには来ていません。ただ、長期的には何度も言うようにインフレへの警戒感が金を始めとする貴金属価格を押し上げると考えます。
パラジウムは、今回は大きく値を落としましたが、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。