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貴金属市況:22日のNY市場において、金・銀は下落

                               
2021.06.23  貴金属市況

金:1778.522ドル(-4.43)<-0.25%>
銀:25.748ドル(-0.19)<-0.73%>
プラチナ:1078.991ドル(+25.78)<+2.45%>
パラジウム:2554.637ドル(-30.6)<-1.18%>

 

米国時間22日のNY市場において、金・銀は下落しました。先週はFRBによって2023年に利上げが実施されることが発表され、金価格は大きく下落しました。22日はドル安となったことで金に割安感が出ましたが、値上がりの要因とはなりませんでした。
ドルの上昇は止まりましたが、株価が上昇したことで投資家たちは金への関心を失っています。
23年頃に行われる利上げまでは金相場は低迷する可能性がありますが、長期投資家にとっては今回のような調整局面は貴重な買い場となっているようです。
パラジウムは、今回は大きく値を落としましたが、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。