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貴金属市況:24日のNY市場において、金相場は小幅下落、銀・パラジウムは上昇

                               
2021.06.25  貴金属市況

金:1774.907ドル(-3.82)<-0.21%>
銀:25.95ドル(+0.09)<+0.34%>
プラチナ:1092.17ドル(+8.04)<+0.74%>
パラジウム:2640.26ドル(+27.46)<+1.05%>

 

米国時間24日のNY市場において、金相場は小幅下落、銀・パラジウムは上昇しました。
金相場は、テーパリング(金融緩和縮小)に関してFRB高官から様々な見方が示され、投資家は慎重姿勢を崩さなかったことから、不安定な値動きとなっています。
米国の新規失業保険申請者数の減少や、1~3月期の実質GDP確定値が年率換算で前期比6.4%増となったことは材料視されませんでした。
パラジウム価格は、少しずつ値を切り上げてきています。ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。日本円換算で1万円台の大台を回復するのももう少しと考えます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。

 
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。