貴金属市況:29日のNY市場において、貴金属相場は全て下落
2021.06.30 貴金属市況
金:1760.69ドル(-17.49)<-0.98%>
銀:25.75ドル(-0.34)<-1.32%>
プラチナ:1067.969ドル(-22.41)<-2.06%>
パラジウム:2681.23ドル(-4.96)<-0.18%>
米国時間29日のNY市場において、貴金属相場は全て下落しました。
アメリカの雇用統計の発表を数日後に控えてドル高となったことにより、4月中旬以来の安値となりました。
今度発表される雇用統計では強く改善されると予想されており、FRBが利上げを行う姿勢がより強くなると思われます。
パラジウム価格は波はありますが、少しずつ値を切り上げてきています。ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。日本円換算で1万円台の大台(※弊社買取価格)を回復しました。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。